【KUL発券旅程スタート】クアラルンプール空港で迷いに迷った話
やっと、今回で旅行記事が完結できます。
①成田ーシンガポア移動
②チャンギで野宿
③シンガポア探索
④SINーKUL(海外発券開始)ーHND ←イマココ
- ①チャンギ空港まで移動
- ②出国審査のおっちゃん
- ③ブンガワンソロのシフォンケーキ
- ④jetstar搭乗
- ⑤あれ?ここはどこ?
- ⑥KLIA Express
- ⑦ターミナル1
- ⑧KUL→HND
- ⑨役にたつかたたないかよくわからないマレー語の豆知識?
①チャンギ空港まで移動
ということで、前回の続きから~。
シンガポア最終日は、朝5時に起きて、空港に向かいます。
駅に向かう途中に小鳥がいらっしゃったんですが、シンガポアの小鳥ってペンギンをギュッと縮めました~みたいな感じでかわいいですね。気候が違うって面白いですね~。
ホテル(タンジョンパガー駅付近)から空港までMRTを使い、およそ30分くらいで到着しました。さすがに、通勤時間帯ということもあり電車も混んでました。
第1ターミナルに迎うまでの間に、カヤトーストの店があったので、カヤトーストに挑戦。
やっぱり、カヤジャムは2口目からおいしい!
コーヒーはコピーC(エバミルク無糖練乳入り)を頼みました。
激甘ですが、朝のぼーっとした頭にはこの甘さが和みますねー。
②出国審査のおっちゃん
KUL発券を開始するために、jetstarを使ってSIN→KULの移動を行います。
jetstarは、第1ターミナルでチェックインを行います。
出国審査の場所に行き、どの人が優しそうかな~と観察していると、一番奥の出国審査のゲートにいるインディな感じのおっちゃんから「こっちこい!」と手招きされたので、そっちにホイホイ向かいます。
すると、自動化ゲートらしくおっちゃんにパスポートを渡した後、機械で指紋認証するように言われます。
しかし、この機械・・・なかなか反応してくれません。
インディーなおっちゃんと二人、無言で機械の反応を待ちます。
途中から、おっちゃんが上から親指で押さえて機械と指紋が密着するのを手伝ってくれました。
ドキドキしながら待っているとやっと機械が反応してくれました。
ゲートを通ろうとすると、パスポートを機械に通していたおっちゃんに呼び止められます。(仮に私の下の名前(本名)を”ざつ”とします。)
おっちゃん 「ざっつ~?」
私 「ん?」
おっちゃん 「・・・・」(おっちゃん超真剣な顔で、パスポートチェックする機械をみつめています。)
私 「・・・(え?なんか私悪いことしたっけ?入国審査、ちょーやる気ない人が審査してたから入国の記録が残ってないとか?)」
ドキドキしながらおっちゃんの次の一言を待ちます。。。
すると、、、、おっちゃん急にニコッとした笑顔になり、
「ヨクヤッタ!!!(日本語です。)」
褒めてくれました。
び・・ビビった~。無駄にびっくりしました。
誰だよっ!!このおっちゃんにお茶目な日本語を教え込んだ日本人はw
と思いましたが、おっちゃんなりのジョークでしょう。このドキドキ感、楽しかったです。ヨクヤッタの前の険しい顔怖かったけど。。。
演技派ですね。(単純に日本語思い出し中の真剣な顔なだけかもしれませんが笑)
笑顔で「ありがとー!」といっておっちゃんと別れます。
てか、あれですね。
チャンギの空港職員、全体的にお茶目な人が多かったです。
お土産屋さんでうっかりおつりだけ受け取ってお菓子を忘れて立ち去ろうとしたところ、レジのお姉さんが「For me~?」って、魅力的な笑顔で言ってくれたりしました(笑)
③ブンガワンソロのシフォンケーキ
空港の制限エリアの中にあるお土産屋さんを見て回っていると、私の中のケーキランキング1位のシフォンケーキ(2位はタルト!)が売っていたので思わず購入。
↓シフォンケーキパンダリーフ味
日本に帰った後にネットで調べてみたら、ローカルスイーツの店としてなかなか有名な店のようです。
1ピース確か1.5シンガポールドルで、4個セットなので確か6ドルだったはず。
シフォンケーキはふわっふわでおいしかったです。また見つけたら買いたいなー。
このお店、本来はクッキー屋さんのようだったので、ついでにマカダミアナッツ入りクッキーを買いました。
このマカダミアナッツのクッキーは、砂浜の砂をお菓子にしたらこんな感じかな?っていう感じの不思議な食感のクッキーでした。
搭乗時間が近づいてきたので、ゲートに向かいます。なぜか、ジェットスターのチケットには搭乗口が書かれていませんでしたが、制限エリア内のいたるところにあるバーコード読み取り機械にチケットをかざすと搭乗口を教えてくれます。べんり~。
④jetstar搭乗
jetstarに乗り込んでクアラルンプールに向かいます。
初のLCC値段は、航空券自体は確か3000円か4000円でしたが、座席指定やら、荷物預かりやらのパックをつけると8千円くらいしました。
あとから考えると、何もつけなくても行けたんですが、初めてのLCCだったので思わずつけてしまいました。
飛行機に乗り込んで、飛び立つまでに少し遅延していました。
搭乗時間が短いため誰も頼んでいませんでしたが、フードメニューの一部はこんな感じ。
機内は、激さむでした。
実際にそらを飛んでいる時間は30分くらいかな?あっという間にクアラルンプールにつきます。
KUL空港に着陸する寸前の景色。
この時は後に試練が待っているとは微塵も思っていなかったため、窓の外を見ながら「うわ~木がキャベツ畑みたいに植えられてる!すごー。これが教科書に出てきたプランテーションっていうやつかな?」とのん気に景色を眺めていました。
無事、KUL空港に着陸し外に出ようとしたところ、飛行機の何かのスイッチが切れないらしく、いったんみんな着席して待つように言われます。
待つこと15分くらいかな?やっと外にでられます。
⑤あれ?ここはどこ?
事前に調べたところ、クアラルンプールの入国審査は時間がかかるということでしたが、この日は平日だったためか、20分くらいで入国することができました。
ただ、やや遅延ぎみのフライトだったため、急いで出発ゲートに向かうべく3Fに向かいます。
しかし3Fに着いて回りを見渡しても、ANAのカウンターが見当たりません。
(事前にネットで得た情報ではjetstarが発着するのは、メインターミナル、ANAが発着するのもメインターミナルと書いていたため、同じターミナルと思い込んでいました。)
視界に入るサービスカウンターのロゴマークは、LCCが多かったため、あれ?もしやターミナル間違った?と思いサービスカウンターに向かいます。
空港のインフォメーションセンターがあったので、印刷したEチケットを見せながらメインターミナルはどこですか?と係の人に聞きます。
すると、係の人にANA?うーん?という顔をされます。(ここで、一瞬だけアレ?と嫌な予感がしました。)
で、どこに行きたいんだ?と聞かれたため、JAPAN!と答えます。
すると、係の人が「ok!あのTって書いてあるの看板の下に行けばいいよ。」と教えてくれました。
あれ?やっぱこのターミナルであってたのかな?と思いTの看板の下にある、サービスカウンターにむかいます。
カウンター周りを1周してANAのカウンターを探しますが、視界に入るのは、
Air Asia... Air Asia... Air Asia...
エアアジアしかありません。
やっぱ、ここじゃないよね?と思い、エアアジアのスタッフのお姉さんに「メインターミナルはどこですか?」と尋ねます。
(後に日本に帰って調べ直したところ、jetstarの発着ターミナルは 2015年7月からKLIA2のターミナルに移転したそうです。私が見た情報は古かったらしいです。。。)
すると、お姉さんが「メインターミナル??」といいながら、私の印刷したEチケットを見てくれます。
↓Eチケットのこの部分を見て、
「ANA・・・?・・・どこに行きたいの?」とここでも聞かれます。
「羽田!」と答えると、
「トーキョー?ジャパン?」と聞かれます。
「イエス!」と言ったら、お姉さんに「下の階に行って切符を買って何チャラカンチャラ~」って言われます。
半信半疑で下の階に向かいます。この時、出発時刻のちょうど2時間前が迫ってきていました。これ以上迷って飛行機乗り過ごしたら、明日の仕事いけない・・どうしよ・・・。とだんだん不安と焦りがでてきます。
また、シンガポール空港はターミナル間をスカイトレインで無料移動できたので、てっきりターミナル間の移動は無料だと思い込んでしまっていたため、エアアジアのお姉さんの言ってることは本当かな?と不安になります。
下の階に降りた後、入国ゲートで逆走する人がいないか警備をしているお兄さんに、もう一度Eチケットを見せながら、メインターミナルに行きたいんですが・・・と話しかけます。
すると、私のEチケットを見て「ANA?」と言われたので、
(やっとANA知っている人に出会えた!と思い)「いえす!」と答えると、「日本に行くの?」と聞かれたのでそうと答えます。すると、「ヨロシク~」と日本語で話しかけてくれた後、「そこの通路を真っすぐ」と教えてくれます。
よかった~。やっとゴールが見えてきた。と思いお兄さんに「サンキュー」といって去ろうとしたら、「ちょっと待って、君が行きたいのは、メインターミナルじゃなくてターミナル1だよ」と親切に教えてくれました。やさしー。
思わず別れ際に、冗談で「サンキュー!さや ちんたかーむ!(I love you)」って言おうかと思いましたが、日本からきた不審者として、どっか別の部屋に連行されてしまったら本当に飛行機乗り過ごして次の日仕事行けなくなっちゃうのでやめときました。(文化的にもいろいろ厳しそうな国なので、どこまでの冗談が許されるかわりませんしね。)
⑥KLIA Express
お兄さんの教え通りに真っすぐ行くと、右側にKLIA Expressが見えてきます。
窓口でターミナル1に行きたいと言って切符を買います。クレジットカード出したら、現金はないの?と聞かれましたが「ないです」というと、クレジットカードで支払うことができました。切符を貰う時に、駅員の人にBの電車に乗るんだよ~と言われます。
ホームに降りて看板を見ると、え?どっちの電車でもターミナル1行けるよね?と思いまたもや不安になりますw
ホームに学生っぽいムスリムのお姉さん二人組がいたのでに、「ターミナル1に行きたいんだけど・・・」と尋ねます。「切符みせて」といわれたので見せると、「Bの方だよ」と教えてくれました。A・Bどっちでも行けそうだけど、Aは間違ったらダメージ大きいからかな?何が違うんだろ?謎。
てか、この看板を見て気づいたのですがKLIA(クリア)なんですね。ずっとKILAかと思ってて、こころの中でKLIAを読むとき、キラッ☆って星までつけて呼んでました。恥ずかし~。誰にも言ってなくてよかった~。ぜったい逆方向の移動だったら、現地の人にキラ2はどこですか?って聞きまくってたと思います。
ホームに入ってきた電車に乗り込み、電車の掃除係のおばあちゃんがいたので、念のためもう1回、「この電車はターミナル1にいきますか?」と確認します。(不安になって人に聞きすぎですねw)
無事、この電車で大丈夫という情報を優しいおばあちゃんからゲットしたので、発車を待ちます。発車後すぐ、3分くらいでターミナル1に到着します。
⑦ターミナル1
ターミナル1(KLIA駅)に着いたら、出発カウンターの5Fに向かいます。ANAで無事チェックインを済ませ、出国審査と保安検査を済ませます。
ここからが、少し変わっていて保安検査を済ませたあと、搭乗ゲートに向かうために電車に乗って移動します。(ここの電車移動は無料です)
この図を見てもらえると分かると思いますが、5Fのサービスカウンターで搭乗手続きを済ませ、そのあとエスカレーターで4Fに降り、出国審査・保安検査を済ませます。その後、エアロトレインという名前の電車に乗って搭乗ゲートのある”サテライト”に向かいます。
サテライトについたので、フードコートでトムヤンクンヌードルとスイカジュース。
よく考えたら辛いのそんなに得意じゃない&時間が迫っているので結構つらかったですが、美味しかったです。
⑧KUL→HND
やっと、目的の海外発券開始。
新型?の飛行機なのか、カーテンが自動でびっくりしました。最新ですね。
トイレも飛行機のトイレとは思えない広さでびっくりしました。最近のトイレってこんな広いの?
ご飯はこんな感じ。
チキンの赤ワイン煮だったかな?美味しかったです。
今まで、アジア→日本方面は2回しか乗ったことなかったんですが、2回ともきれいに角刈りされたフルーツがデザートでついてきたのでそれを期待していたんですが、今回は残念ながら普通のケーキでした。飛行機のフルーツって、甘くておいしいから好きなんですよね。
やや遅延して、30分くらい遅れましたが、羽田に到着。夜遅くでしたが、羽田の入国ゲートの人の多さにびっくりしました。
⑨役にたつかたたないかよくわからないマレー語の豆知識?
この旅の3日くらい前に、学生時代にインドネシアから留学に来ていた友達が国に帰るということもあり、ご飯を食べに行った時に聞いた話なんですが、、、
インドネシア語とマレーシア語は微妙に違いはあるものの、大体はいっしょらしいんですよね。で、インドネシア語を読む時の発音は、日本のローマ字読みと一緒になるそうです。例えば、bimassだったら、”バイオマス”ではなく”ビオマス”というらしい。水はairと書いて、アイルと読むそうです。
このため、もし、マレーシア旅行に行った際、メニューとか地名とかでよく読み方分からない場合、appleの綴りを「あっぷれ!」と覚えた(私だけ?)中学生の時の純粋なこころを思い出してローマ字読みして見てください。もしかしたら、通じるかも???(笑)
この旅の過去記事↓
①成田ーシンガポア移動
②チャンギで野宿
③シンガポア!エクスプロア!