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【シドニー】観光中の移動に便利!OPALカードについて。

シドニー旅行の際に、交通系カードのOpal card(オパールカード)を利用して観光したのですが、とても便利だったためOpalカードについてまとめたいと思います。

Opalカードとは

Opalカードとは日本でいうSuicaのような交通カードのことです。これを、乗る時にタッチ(Tap on)と降りる時にタッチ(Tap off)することで電車やバス・フェリーに乗ることができます。

 

Opalカードの利点

時間の短縮。

旅行中の一番の利点は、時間の短縮だと思います。旅行している時に、どこからどこまでの切符を買って、料金はいくら?と考えるのは結構面倒ですよね。何も考えずに、カードをかざすだけで乗り物に乗れるのでとても便利です。

 

料金の割引制度がある。

Opalカードは料金の割引制度がとても充実しています。すごく羨ましいです。日本のJRも導入してほしーい!

 

↓が割引の主な内容です。

・1週間の利用回数による割引

1週間にOpalカードを使って8回以上移動に利用するとそれ以降の運賃は、半額になります。以前は無料だったそうですが、2016年以降は、半額になったそうです。半額でもけっこう嬉しいですね!

 

※Tap Offした後60分以内に、新しい交通機関を使ってTap onした場合は、2回利用したことにはならず、カウントは1回となるので気を付けて下さい。

 

※シドニー空港に向かう電車は、この半額料金は適用されません。つまり、週に8回以上利用していたとしても、空港駅利用料として大人14.3$、子供12.8$が加算されるようになっています。

 

・乗り換えの割引

1階の移動(Tap Offして、次にTap onするまでが60分以内)で違う交通手段の乗り物(電車、バス、フェリー)に乗る時は、大人で2$、子供で1$の割引があります。

※シドニーフェリーから路面電車、路面電車からシドニーフェリーは割引対象外です。

 

同じ交通機関(電車から違う線の電車等)の場合は、1度Tap offして次にtap onするまでが1時間以内なら追加料金がかかりません。(初乗り料金が不要)

 

乗り換え割引をまとめるとこんな感じです。

 

 

 

 

・1日および1週間で加算される最大料金が決まっている。

1日で加算される料金は最大で15.8$、1週間では63.2$までとなっており、それ以上使った場合は加算されない仕組みとなっています。(子供の場合、1日7.9$まで、1週間は 31.6$まで)

 

・日曜日は2.7$の定額制

日曜はなんと大人も子供もどこまで行こうが2.7$しかかかりません。すごい!!

日曜日に遠いところに行く予定で計画を立てると予算の節約になりますね!

 

注意する点としては、上の方にも書きましたが、これらの割引制度は空港駅を利用する場合は適用されません。空港への移動日が日曜だろうと、1週間に63.2$以上利用していようと、空港駅を利用する場合は、必ず空港駅利用料として大人14.3$、子供12.8$が加算されます。

 

ただし、現地の人向きですが空港駅を利用する場合、以下のような条件では割引制度があるようです。

 

・1週間の空港駅利用料は最大29$、子供は26$

観光で、このベネフィットを利用することはないと思いますが、高い空港駅利用料は1週間でも最大29$までしかかかりません。

空港に頻繁に行く人や、あまり嬉しくないですが空港に忘れ物して観光中に空港駅を3回利用する可能性があるとお得ですねw

   

Opalカードそ手に入れる場所は?

私は、空港について市内に向かう時に、空港の駅の窓口で買いました。

 

その他にも、セブンイレブンや提携店で手に入れることができるようです。

以下のリンクからopalカードを手に入れることができる場所を探すことができます。

空港および上記の店で、オーパルカードにチャージ(top up)する時の支払い方法は、現金、クレジットカード、デビットカードいずれも可能となっています。

 

他にも、セントラル駅のグランドコンコースやサーキュラーキー駅のWharf 5の近くにあるTransport Customer Service Centreで買うことができます。(支払い方法はクレジットカードもしくはデビットカードのみ)

 

大人は10ドル、子供は5ドルからチャージ(top up)することができます。

 

 

※3歳以下は無料

※子供用のオーパルカードは大人の半額で利用可能

※16歳以上でも、  全日制のNSW/ACT の学校に通う学生は子供用の緑のオーパルカードを利用可能。

※16歳以上で、特定の専門学校や大学(シドニー大学等)に通う学生はConsessionという白色のオーパルカードを利用可能。

 

学生用のOpalカードもありますが、現地の学生用で公的証明書も必要となります。

観光の場合は、黒色の大人用Opalカードか、子供用(Child/Youth) の緑色のオーパルカードのどちらかを利用することになります。

 

また、日本のsuicaは作った時に、500円デポジットとしてとられますが、Opalカードはカード自体は無料でデポジットはないので、利用者にとって安心です。カードにチャージした額を全部利用することができます。 

 

窓口でチャージする時はチャージできる金額が上の表のように決まっています。

私は、駅の窓口でオーパールカードを買った時に、チャージ額はいくらにする?と聞かれて25ドル!と答えたら、チャージ額はここから選らんでね!と優しくさとされましたので、気を付けて下さい。(上の表では120$まで入れていますが窓口によってチャージできる最大料金に制限があるそうです。)

 

1週間以内でかかる最大の金額は、63.2$と決まってるので、旅行で長く滞在しない場合はあまりOpalカードに入れすぎない方がよいでしょう。

 

※Opalカードの1週間のカウントは、月曜開始の日曜までです。土・日・月・火・水で旅行した場合、(1日の加算上限が約16$なのでありえませんが)仮に土~日用で63.2$以上利用したとしても、月曜からはまた新しい1週間としてお金がかかってしまうので気を付けて下さい。

 

Opalカードの使い方

Opalカードの使い方について、今度また記事を書きたいと思いますが、基本的には乗るときにタッチ(Tap on)して、降りる時にタッチ(Tap off)するだけです。日本でsuica等をつかって電車に乗る時と同じですね!

 

もしタッチするのを忘れた場合は、乗車区間の最大料金を引かれてしまいます。シドニーは罰金大国です。これ以外もルール違反的な行為には結構厳しいらしいので、気を付けて下さい。

 

バスに乗る時は、乗る時は前のドアから乗ってTap onします。(Tap onは必ず前のドアからTap onするようにしてください。)降りる時は、前のドア・後方のドアどちらからでもTap offして降りることができます。

Buses | NSW Government | Opal

 

Opalカードのチャージ(top up)方法

駅の中にあるチャージ機(Top Up machine)や、セブンイレブン等の小売店、オンラインでチャージすることができます。

 

↓↓詳しくは以下の記事を参照ください。 

 

また、Opal Travelというアプリからもチャージすることができます。

以下の公式ページにgoogle playとApp Storeのバナーがあるのでそこからダウンロードすることができあます。 

Opal Travel app | NSW Government | Opal

 

Opalカードにチャージした金額の有効期限

チャージした金額の有効期限は9年です。

 

Opalカードの払い戻し方法

オーパルカードの残額を払い戻しするためには、オーストラリアの銀行口座およびオーストラリアの住所が必要です。おおごとになってしまうため、小まめにチャージしてOpalカードにあまりお金が残らないように計算して使ったほうがよいでしょう!

 

また上記の条件を満たしていた場合、払い戻しは全額の払い戻しのみ可能で、5$以上がカードに残っていないといけません。

 

Opalカードがない時は?電車等に乗ることはできる?

Single trip ticketというのを買うと電車・バス・フェリーに乗ることができます。

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ただ、下の表のようにOpalカードを使う時より、割高な運賃設定となっています。

 

バス・フェリーの運賃も以下のリンクから見ることができます。

Opal fares | NSW Government | Opal

 

〇light railとシドニーフェリーはコンタクトレス決済が可能

シドニーフェリーとライトレール(路面電車)を使う場合は、コンタクトレス決済機能の付いたクレジットカードを改札にタッチするだけで電車に乗ることができます。

※ただし、Single tripの料金となっているのでやや高めの運賃設定となっています。今のところ、コンタクトレス決済が使える場所はシドニーフェリーとライトレールのみの57か所となっています。(Manly, Darling Harbour, Barangaroo, the International Convention Centre, Star Casino and Sydney Fish Markets等)

 

Opalカードは旅行者にとって払い戻しがほぼできない設定となっていますので、旅行中にフェリーもしくはライトレールくらいしか公共交通機関を使う予定がない人はこのコンタクトレス決済を利用する方が便利かな?と思います。

 

シドニーライトレールは下の写真のような見た目の路面電車です。

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コンタクトレス決済は、Visa、Master、American Expressのカードの券面に下のようなマークが記載されてあるクレジットカードだと利用することができます。

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このマークがついていると、フェリーの料金等以外の場所でも簡単に決済することができます。シドニーでは、このコンタクトレス決済が結構普及していたので、暗証番号の入力をする手間が省けて便利でした。

 

また、Visa/Masterのコンタクトレス決済のみですが、普通の電車(ライトレールじゃない)の駅のチャージ機でもTop Up時の決済に利用することができます。

 

自分はSPGしか持ってなかったのでこの機能を使うことができませんでしたが、Top Upの列に並んでいてVisa/Masterのコンタクトレス決済機能を使っている人は、チャージ激はやでした。

 

日本では三井住友がdocomoと提携して作ったIDの決済方法を普及させているので、VISAカードにコンタクトレス決済がついているクレジットカードが少ないですが、VISA/Masterのコンタクトレス決済が可能なクレジットカードを持っている方はシドニー旅行の際に持っていくとけっこう便利だと思います。

 

Top Upではなく、フェリーやライトレールにのる時に改札に直接クレジットカードをタッチして乗る方法では、Amexのコンタクトレス決済も利用することができるようです。

 

まとめ

〇入手方法

空港駅やセブンイレブン等で手に入れられる。

 

〇オーパルカードの主な割引制度

・子供は大人の半分の値段で乗ることができる。3歳以下は無料

・1週間に8回以上利用する時は、それ以降は半額

・1日 で合計15.8$、1週間で合計63.2$を超えた場合、それ以上は加算されない。(大人の場合)

・日曜日は大人も子供も2.7$でどこまででもいけるよ~

・空港に行く場合、上記の割引制度は適用されず空港駅利用料が大人14.3$、子供12.8$かかる。

 

〇Opalカードのチャージ(top up)方法

駅にあるtop upの機械やセブンイレブン、またはオンラインでチャージ可能。

 

〇Opalカード残高の払いもどし方法

旅行者はほぼ無理!

 

〇コンタクトレス決済を利用した乗車

路面電車とシドニーフェリーのみ可。ただしちょっと運賃高い。

 

〇Opalカードの有効期限

9年!

 

おわり~。

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