【宿泊記】マジェスティッククアラルンプール。歴史を感じるホテルでした!(The Majestic Hotel Kuala Lumpur)
以前からいつか泊まってみたいな~と思っていたマジェスティッククアラルンプールに宿泊!他のクアラルンプールのBONVOY系のホテルと比べてアクセスは少しよくないのですが、歴史と格式を感じるホテルでとても素敵なホテルでした。
- マジェスティックホテルクアラルンプールのアクセス
- マジェスティックホテルクアラルンプールとは
- お部屋の様子
- ジム・プール
- マジェスティックホテルクアラルンプールの朝食
- ラウンジ
- マリオットBONVOYプラチナ特典
- マジェスティックホテルクアラルンプールの周辺施設
- まとめ
マジェスティックホテルクアラルンプールのアクセス
マジェスティックホテルクアラルンプールはクアラルンプール駅前にあってアクセスはあまりよくありません。
ただ、KLセントラルやJWマリオットからの無料シャトルバスが出ているのでお出かけしたい場合はそれに乗って移動することができます。
マジェスティッククアラルンプールのシャトルバスの時刻
シャトルバスはKLセントラル行きのSENTRAL LINE、パビリオンなどのあるブキッビンタン行きのSTARHILL LINE、ガーデンモール行きのMID VALLEY LINEの3つがあります。
それぞれの行き先においての、バスの発車時刻は以下のようになっています。
・SENTRAL LINE(KLセントラル方面)
KLセントラル駅→ホテル
AM5:55~11:55PMまでの間で30分毎
KLエクスプレスの到着ホール近く(KLエクスプレス改札を出て右手)でピックアップしてくれます。
KLセントラル駅での改札(KLエクスプレス)からホテル行きシャトルバス乗り場への道順は以下の動画をご覧ください。
ホテル→KLセントラル駅
AM5:35~11:35PMまでの間で30分毎
KLエクスプレスの出発ホール近くでおろしてくれます。
・STARHILL LINE(ブキッビンタン方面)
スターヒルギャラリー(JWマリオット)→ホテル
AM10:00~8:00PMまでの間で1時間ごと
自分が利用した時はJWマリオットの入口の脇の方(上の画像で〇をつけた場所)でピックアップしてくれました。JWマリオットのドアマンにマジェスティック行きのシャトルバス乗り場を聞くと教えてくれると思います。
ホテル→スターヒルギャラリー(JWマリオット)
AM9:30~7:30PMまでの間で1時間ごと
・MID VALLEY LINE(GARDENS MALL方面)
Gardens MALL(RIVERVIEW ENTRANCE)→ホテル
AM10:00~8:00PMまでの間で1時間ごと
ホテル→Gardens MALL(RIVERVIEW ENTRANCE)
AM9:30~7:30PMまでの間で1時間ごと
↓ホテル公式のシャトルバスのページです。
https://www.majestickl.com/majestic-line.html
ただし、シャトルバスの車はそんなに大きくないため人が多い時だと、中国人の割り込みに負けw乗れないことが2回くらいありました。。。そんな時はgrabを使いましょう!(ただ、grabを呼ぶのも時間帯によっては時間かかる時がある立地となっています。。。)
マジェスティックホテルクアラルンプールとは
1932年に建てられたクアラルンプールの国家遺産にもなっているホテルです。
第二次世界大戦中は、社交場や政府関係の人の応接の場としても使われたそう。そのなごりは今でも残っており、私が訪れた時もめちゃVIPって感じのSPを引き連れた怪しいおじいちゃんがいたりwマレーシアを代表する石油・ガスを供給する国営企業のペトロナス(Petroliam Nasional Berhad)の集まりなどが行われていました。
アールデコ様式の51室から始まったホテルは、クアラルンプールのランドマーク的なホテルになり、かつてはハリウッドや英国国立劇場の有名な俳優達もこのホテルでパフォーマンスをしたことがあるそう。また、マレーシアの初代首相で「マレーシアの父」とも呼ばれるAbdul Rahman氏が、このホテルのrooftop clubをイギリスから独立するための会議の場として利用していました。マレーシアの歴史を作ってきたホテルなんですね。
しかし、1970年代になるとヒルトンやMerlin等の新しくてより大きなホテルができたため、マジェスティッククアラルンプールは存続の危機に陥りました。
↓脅威を与えたMerlinは現在はConcordeというホテルになっているそうです。
栄光の歴史に陰りを見せてきたマジェスティックホテルですが、政府によって歴的遺産として指定されることにより解体を免れました。1983年に最後のゲストがチェックアウトした後、1984年~1998年までは、ナショナルギャラリーとして使用されました。(余談ですが、第二次世界大戦中の日本軍司令部としても利用されており、終戦の際にハラキリがあった48号室は幽霊が出るといわれていたそう。HISTORY OF KUALA LUMPUR HOTELS)
1995年に民営化され、様々な事業を展開しマレーシアを代表する複合企業のYTLグループ(KLIAエクスプレスの運営やスターヒルギャラリーのオーナー)に託されました。その後、253室・15階建のTower-Wingのビルが新しく併設され、昔からのオリジナルのMajestic-Wing(現在は47室だそうです。日本軍将校の幽霊のせいかな?)と共に、2012年12月に現在のマジェスティックホテルの形へと再建されました。
YTLホテルが運営するクアラルンプール市内のホテルはマジェスティックホテルの他にも、
・JWマリオットホテルクアラルンプール
・ザ・リッツカールトンクアラルンプール
・ホテルストライプスクアラルンプール
・ビスタナ クアラルンプール ティティワンサ
があります。ほとんどが、Bonvoy系列のホテルですねw
↓クアラルンプールのその他のBONVOY系列(marriott/SPG)ホテルについてです
ビスタナ クアラルンプール ティティワンサというホテルをはじめて聞いたのでHPをみてみたらKLCCの近くにあるホテルだそうです。
お風呂とかレストランの椅子の感じがストライプスに少し似てるかも?
お部屋の様子
チェックインの時、パスポート見せるとフロントの人が「お!僕と一緒の誕生日だよ!」と教えてくれました。リアルで同じ誕生日の人にあったの初めてだったのでうれしかったですw
宿泊したお部屋はこちらのお部屋。ひろーい!
円卓のテーブルがあっておもしろかったです。家族で泊まる方などは団らんできそうなお部屋ですね!
王族の気分になれるような豪華なベッドでしたw
机スペースが2つも!
メモ帳もMajestic hotel仕様でかわいかったです。えんぴつなのがいいですね!
スリッパが、夕方部屋に帰ってきたらベッド廻りにセッティングされていてすごい!ってなりましたw
アメニティーは歯ブラシや、シャワーキャップ、シェービング等がありました。
バスルームにテレビありました。テレビをみながらお風呂タイムできます!
アメニティのシャンプー、リンスなど。テンションあがりました~。
目の前は、建物はgoogle mapによるとアジア国際仲裁センターとのこと。夜遅くまで電気がついていて綺麗でした~。
窓からの朝の様子。雨の日だったのですが、水しぶきが豪快でおもしろかったです!
ジム・プール
ジム・プールは4Fにあります。
ジムはプールの前にあります。24時間利用可能となっています。
台数は多くないですが種類が豊富でした。
バランスボールなどもありました。
プール・ジムには水とタオルが完備されていました。
マジェスティックホテルクアラルンプールの朝食
朝食の時間帯は6:30am~10:30amです。
フレッシュジュースコーナ。
サーモンがいいおいしいサーモンでした。
謎のフルーツもありました。なんだろう?
紅茶の缶もマジェスティック仕様でとてもかわいい!
マレーシアでよく聞くインド系の料理のロティといわれるモチモチしたクレープみたいなものもありました。おいしかったです。
おそらくチャークィティオと呼ばれるマレーシアの米麺を使った焼きそばみたいな料理。モチモチしていてとってもおいしかったです。米麺の料理でパッタイが有名ですが、こちらは甘味がないので個人的にこちらの方が好みです。次の日も、この料理を楽しみにウキウキしながら朝食会場に行ったら、次の日はミーゴレンでした。。。
ラウンジ
ラウンジは昔からある建物のMajestic-Wingの建物の方にあります。
私はTower-Wingに宿泊していたので、入口はいって右手にあるエレベータもしくは、右手にあるエスカレータを使って2階にいってそこの通路を使ってラウンジにアクセスする必要がありました。
ラウンジに行く途中に見えたフラワールーム。アフタヌーンティーをこのお部屋でとると少し高めの料金になるようですが花に囲まれながら食事をすることができるようです。
↑この廊下のつきあたりにラウンジがありました。
ラウンジのオープン時間は7:00~23:00でした。カクテルタイム以外だったら子供の利用も可能となっています。
tower-wingからは部屋のキーを使って入室します。この鍵は割と素早く出し入れをしないといけないのですが、最初コツが分からなくて難しかったですw
アフタヌーンティ(15:00~17:00)
おそらく、このホテルでやっているアフタヌーティーのおすそ分けが出てきているんだと思いますが、めっちゃおいしかったです。びっくりしました。
今年の春に、JALの機内誌でマレーシアは洋菓子のW杯で世界1位をとる程スイーツレベルの向上に力を入れているというのが乗っていましたが、それも納得のおいしさでした。
↓洋菓子W杯でマレーシアや日本が作った作品の一部が見れます。
カクテルタイム(17:00~19:00)
カクテルタイムは種類が少ないですがアルコールを楽しむことができます。
・ワイン(赤・白)
・ビール(カールズバーグ)
・ソフトドリンク(オレンジ・パインアップル・ピンクグァバ・マンゴー)がありました。
食事はこんな感じで軽食がサーブされます。
量は少ないですが、軽く飲んでから街に繰り出して遊ぶにはいい感じボリュームの軽食でした。
マリオットBONVOYプラチナ特典
・4時までのレイトチェックアウト(部屋の空き状況による)
・無料の朝食orポイント(1000pt)
・ラウンジアクセス
・無料のインターネットアクセス
マジェスティックホテルクアラルンプールの周辺施設
・国立モスク(NATIONAL MOSQUE)
ステンドグラスの美しいモスクです。Grabのお兄さんにクアラルンプールで一番好きなとこは?ときいたらここが一番好きだと言っていました。特別な場所だそうです。
・クアラルンプール駅
ホテルの左前にあります。日本の東京駅みたいな感じで、昔のマレーシアで一番使われていた駅です。現在はKLセントラルがその役目をしています。
私はここの近くの道で、詐欺師っぽい人に遭遇しましたw気を付けてください。
・国立プラネタリウム
プラネタリウムの他にも、宇宙に関する展示物があるようでマレーシア初の衛星を打ち上げた際に使われたエンジンの展示等があるようです。
・イスラム美術館
天井のモスクが美しい美術館でした。モスクの模型がたくさん展示されていて興味深かったです。
↓昔イスラム美術館に行った時の旅行記です。
・マレーシア国立博物館(National Museum)
ホテルから徒歩20分くらいの距離にあります。マレーシアの成り立ちを知ることができるそうです。
・レイクガーデン
バードパークやバタフライパーク等もある巨大な公園です。
まとめ
朝食の種類の豊富さや、ホテル全体の雰囲気など満足度の高いホテルでした。
アクセス面がすこし不便ですが、中心地から少し離れているためかホテル全体がゆっくりとした雰囲気が流れているホテルでした。いつかここでアフタヌーティしたいな~と思いました!
↓クアラルンプールの観光スポットと旅行記をまとめたページです