【宿泊記】シドニー ザ カプセルホテル(The Capusule Hotel, Sydney)
海外でのカプセルホテル初体験!シドニーで宇宙をモチーフにしたカプセルホテルに泊まってきました。
きっかけ
シドニー旅行では5泊する予定だったのですが、そのうち2泊をマンリービーチとボンダイビーチの近くの家に泊まってみたい!ということがありAirbnb(エアビーアンドビー)を利用する予定でした。
Airbnbは初めて利用したのですが、最初のプロフィールの設定から実際に泊まった人の感想を見たり、予約交渉や家を貸してくれるホストの評価を見たり、鍵の受け渡し方法を確認したり、ハウスマニュアルを読んだりなど普通のホテルのようにさくっと予約までたどりつきません。
いろいろ大変だったり吟味したりするのも楽しい&英語の勉強にもなるのですが、なんせ初めてのAirbnbなので勝手がわからず1泊の予定が完了したところで力つきました。
2泊もビーチ沿いに泊まってもすることあんまりないかな~と思い、シドニーの街周辺のホテルで安そうなところを【Booking.com】 で検索。すると、シドニーの街中で4000円くらいで泊まれる激安なカプセルホテルを発見。ホテルの値段が結構お高めのシドニーの街中で超安かったです。
レビューもぱーっと見たところ、まぁまぁ清潔そうな感じだったので即予約をしました。
アクセス
シドニーの中心地にあり、タウンホール駅やミュージアム駅が最寄りの駅となります。
近くにはショッピングセンターや中華街等もあるのでご飯には困らない立地となっています。
リバプールストリートを歩いて行くと入口がありますが、上の写真のようにかなりわかりづらいです。シドニーでよく見かけたVIPラウンジという名前のバーが1階に入っている建物です。
こんな感じで1階と2階がバー、3~5階がカプセルホテルとなっています。
ホテルの様子
booking.comの写真がコスプレしてなかなか気合い入ってますが、こんな感じでスペースシャトルの中?をイメージしたカプセルの部屋となっています。
カプセルの中はこのような感じで充電プラグ・セーフティーボックス・テーブルとそろっているので狭いですが便利な仕様となっています。
カプセル自体がカードキーで中からロックできる仕様になっているためか?オーストラリアの消防法が厳しめのためかわかりませんが、消防対策がかなりしっかりしているカプセルの部屋となっています。
カードキーを差し込むと、カプセルの電源が入りライト等を使うことができます。電気の明るさを調節できるのが嬉しかったです。
プラグも日本のやつをそのまま差し込めることのできる形となっています。
カプセルの外にはこのようなロッカーがあり、スーツケースは部屋のカードキーで鍵をかけて置いておくことができます。
エントランスはこんな感じです。近くにテーブルやキッチンがあり、外で買ってきたご飯や自分で作ったご飯をたべることができます。
階段は、半らせん階段となっており、上から下を眺めると美しい形をしていました。このホテルにはエレベータもついているのですが、おじいちゃんですか?ってくらいにエレベーターの速度がとても遅いです。
スーツケースを持っている時以外は全部この階段を使いました。
エレベーターの中にあった広告。冬だと1週間310ドルで泊まれるらしいです。安いですね~。
シャワー室はこんな感じです。後ろに洗面台もついています。鍵をかけて利用できます。
次の日にAirbnbを利用する予定だったので、そちらで洗濯をしてもよかったのですが、人の家の洗濯機壊してしまったらどうしよう。。。という不安があったので、カプセルホテルについている、簡単で使いやすいコインランドリーで洗濯をしました。
ただ、この洗濯機洗剤がついていません。
洗剤どうしよ・・・ということで、カプセルホテルの近くに合ったコンビニを探索。
すると、
ドーン!!って感じの大きな洗剤しかありません。
そっか、ここはオーストラリアですよね。日本のコンビニではないですよね!どうしよ。。。ホテルに帰って、旅行用の洗剤売っている場所ないか聞きに行こ。。。と、とぼとぼ帰ります。
ホテルのフロントに行くと、この広告を発見!
ホテルに1回分の洗剤売ってましたwということで50c払って洗剤を手に入れました。この時、洗剤が手に入っただけですが、ラッキーな気持ちになりすごく嬉しかったです。
海外のコインランドリーで洗濯を初めてやってみたのですが、お湯で洗濯物を洗えるってめっちゃいいですね。乾燥の機械も海外の機械のためか強力で凄くよかったです。
海外でカプセルホテルを利用して感じたこと
カプセルホテルだとすることないから、ホテルの外の時間を満喫すればいいや~と思っていたのですが、シャワーの時間帯を考えたりなど意外と行動が制限されるなと感じました。
夜にシャワー室混むのが嫌だったので割と夜早めの時間にシャワーを浴びたのですが、海外の人が多かったためか朝シャワーの人も結構いました。アメリカ人は、人によるけど朝シャワーの人の方が多いかも~という話を聞いたことがあるのですが、オーストラリアの人は朝と夜どっちの時間帯が多いんでしょうか?
また、これは完全に自分自身のやる気の問題ですがwホテルだとご飯を食べた後も、夜に街を散策したりできるのですが、カプセルホテルだと荷物等を全部ロッカーに入れてしまうので動きたくなくなり、夜は周辺散策があんまりできませんでした。
海外旅行の時の1時間は、普段の生活の1時間よりかなり貴重だと思っているのですが、疲れや時間の節約等を考えたら、カプセルホテルで宿泊費を節約というのは、旅行初心者の自分にはあんまり微妙かも?と思いました。旅慣れていたら、荷物の出し入れなども苦労せずにテキパキいけるんでしょうが。。。
あと、ホテルのように快適でないためいろいろ考えるようになるなと感じました。
シャワーを使った時に思ったのですがバスマット等がないのでシャワーで清潔にした足を清潔のままどうやってスリッパをはくか等々。
普段何も考えずにぼーっと生活していますが、カプセルホテルは不便な分、少しは考えて行動するような場面に強制的になりましたw
この旅行の前に函館でもカプセルホテルを体験したのですが、歯ブラシから耳栓まで全部用意されていてかなり便利だったので文化の違いを感じました。日本のカプセルホテルは、自分自身が育った文化にマッチしているというのも大きいと思いますがとても快適でした。
便利なことはストレスが全くないのでとても良いのですが、ちょっと不便に感じたり、イラッと感じながらそれに対してどう対処していくかの体験も重要だと思いました。
まとめ
海外でカプセルホテルはなかなか勇気が入りましたが、店員さんも優しくていい人達でした。共有スペースには、このカプセルホテルに長年住んでそうな主!って感じの人がいて面白かったです。
この宇宙をモチーフにしたカプセルホテルは、シンガポールとかロシアにもあるという情報を見たことがあるので、amazonとかアリババとかでカプセルを買うことができるのでしょうか?ロシアは怖いけどいつかいってみたい街なので、ロシアでこのカプセルホテルを体験してみたいです。
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